ダイヤモンドヘッドのパワーを間近で感じる~【レアヒビーチパーク】

レアヒビーチパークは、ダイヤモンドヘッドパワーを間近で感じられる公園です。

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レアヒビーチパーク

観光客の方には、あまり知られていないレアな公園だと思います。

ご存じの方は、かなりのハワイ通ではないかと思います。

公園の名前の由来

『Lē'ahi』 とは、ハワイ語でダイヤモンドヘッドのことを言います。

ハワイ語の語源は

『Lē'』… は、額

『ahi』…は、マグロ    

アヒは、アヒポキとかスパイシーアヒなど、ハワイの伝統料理からでも連想できますよね。

ダイヤモンドヘッド・・・マグロの額 となります。

なぜ、そう言われたのかは、ペレの時代まで歴史を遡ります。

It is said that Hi‘iaka, sister of the fire goddess Pele, gave Lë‘ahi its name because the summit resembles the forehead (lae) of the ‘ahi fish.

By park guide map

翻訳すると、火の女神ペレの妹であるヒイアカは、頂上がマグロの額(lae)に似ていることから、レアヒと言う名前を付けたとされています。

公園からの景色

ここの公園から見るダイヤモンドヘッドの頂上は、最高です。

見て下さい、この景色を!

こちらは、雨量が少ない時のダイヤモンドヘッドです。

この記事の見出しに載せているダイヤモンドヘッドの写真は、雨の量が多かった時期の物です。

ダイヤモンドヘッドの色が、全く違います。

雨量の多い時期は、青々としたエメラルドグリーン色のダイヤモンドヘッドです。

雨季の季節でも、あまり見られないと思います。

青々としたエメラルドグリーンのダイヤモンドヘッドも、とってもレアです。

雨量の少ない時は、ダイヤモンドヘッドの色は、茶色っぽくなります。

よく使われている写真では、茶色のイメージが多いですが、緑のダイヤモンドヘッドは、木々の生き生きとした力を感じられます!

旅行の少し前に雨が降って、旅行中には晴れて、このエメラルドグリーンのダイヤモンドヘッドを見る事が出来る。と、言うのが、Bestかもしれないですね。

そして、公園の説明によりますと

This site was once the Dillingham Home, the beachfront house of Harold Garfield Dillingham(1881-1971). The coconut grove and seawall are the remnants of the residence.

By park guide map

ここはその昔、Harold Garfield Dillingham (1881-1971)の持ち家、Dillinghamのお家が有りました。ココナッツの木と防波堤は、その時の名残だそうです。

Dillinghamの歴史

こんな素敵な場所に、しかも、公園に出来る位の大きな敷地。

Google mapで見たら分かると思いますが、敷地が両隣に有るお家の3倍くらい有ります!

こんな大きい敷地にお家が持てるって、いったいどれだけの金持ちだったのだろうか?っと、ふっと思い調べてみた。

Harold Garfield Dillinghamの父親 Benjamin Franklin Dillingham が、著名人でした。

こちらが、Dillingham家の家族構成です。

○で囲ってある数字の方は、幼くしてお亡くなりになられています。

なので、Harold氏は、男の子の中では、末っ子になります。

父:Benjamin Franklin Dillingham
1844-1918
母:Emma Louise Smith Dillingham
1884-1920
1女Mary Emma Dillingham Frear   1870-1951
②男Charles Augustus Dillingham1872-1874
3男Walter Francis Dillingham1875-1963
④男Alfred Hubbard Dillingham1880-1880
5男Harold Garfield Dillingham1881-1971
6女Marion Eleanor Dillingham Erdman1883-1972
※参考資料 findagrave.com, The Oahu Railway & Land Company

お父様は、実業家であり、1889年にオアフの鉄道会社『Oahu Railway and Land Company』の設立者です。

当初の鉄道は、オアフ島で収穫されたサトウキビやパオナップルなどを輸送する重要な役割を果たし、また、第二次世界大戦には、軍事物資や人員の輸送をし、次第に、農業から軍事大国へとなった過程に、大きく貢献したそうです。

この会社は、58年間続きました。

父親が亡くなった後の社長は、Haroldのお兄さんWalterが就任しました。

そして、兄弟2人で家業を継いだそうです。

1918年 Haroldが37歳の時に、父のBenjaminが74歳で他界しました。

ご家族の歴史や経歴から見て、ここに住める理由に納得です。

そして、こちらの鉄道ですが、2017年に「カ・マカナ・アリイ」と言うショッピングセンターがエヴァに出来たのですが、そこの斜向かいからナナクリまで、今も走っています。

この記事を調べている時に、以前エヴァの方で、列車が走っているのを思い出しました。

The Hawaiian Railway Society

毎週土曜日と日曜日の90分間。 

感謝祭と12月25日は除く、年中無休。

《時刻表》

時刻表示出発時刻出発時刻
土曜日午後3時 ―
日曜日午後1時午後3時
Hawaiian Railway Society

《運賃》

料金表金額
大人$15
子供(2歳~12歳)$10
2歳未満無料
高齢者(65歳以上)$10
Hawaiian Railway Society

チャーターやパーティーの貸し切りも有るので、お誕生日や結婚式の2次会を列車でやっても、楽しいかも知れませんね。

91-1001 Renton Rd、Ewa、Hawaii 96706

電話(808)681-5461

レアヒビーチパークからDillinghamの邸宅・家族の構成から、ハワイ鉄道の歴史まで繋がるとは、思ってもいませんでした。

そして今でも、その当時のレールを使って列車に乗れる事に、驚いています。

エヴァまで、ちょっと遠いですが、Eのバスに乗って、41番のバスに乗り換えて行く事が出来ます。

2時間位かかりますが、ナナクリまで行くと海も凄く綺麗ですし、ワイキキの都会的な風景とまた違った、ゆっくりとのんびりした景色を見る事が出来ると思います。

お時間のある方は、行かれてみては如何でしょうか?

あまり知られない理由

1何かと不便

やはり、以前住宅だった為、住宅地の中にポツンと有ります。

なので、パーキングが無いのと、徒歩やbikiやバスが交通手段となります。

そして、周りには、コンビニ等のお店がないので不便ですね。

水は、必ず持って行った方が良いです。

始めて行った時、ワイキキから歩いて行ったのですが、水を持って行かなかったので、暑さとのどの渇きで挫けそうになりました。

2ビーチがない

ビーチパークとなっておりますが、海は有りますが、砂浜は有りません。

お隣のマカレイビーチパークからは、遊歩道が続いていますが、波が高くて少し危険です。

高い波が来ると、靴も服もびしょびしょになります。

無理は、なさならいで下さい。

行き方・帰り方

場所は、マカレイビーチパークの先になります。

3187 Diamond Head Rd, Honolulu, HI 96815

The Busで行く時は、14番、22番のバスになります。 ワイキキからは、22番のバスが一番簡単です。

下車バス亭名: Diamond Head Rd + Coconut Rd

帰り乗車停名:Diamond Head Rd + 3165

14番でも、滞在先のホテルによっては乗って行けますし、帰ってくることも出来ます。

しかし、クヒオ通りやカラカウア通りを通らず、カパフル通りを使うので、バス停が動物園の近くになります。

行き乗車バス停名:Kalakaua Ave + Opp Monsarrat Ave

帰り下車バス停名:Kapahulu Ave + Kalakaua Ave

☝プチ情報

22番のバスは本数が少ないですので、行きも帰りも時刻表よりも10分程、いつもより早目の行動を心掛けて下さい。  

The Bus について

The Bus についての、基本情報です。

年齢基準片道1Dayパス ※11ヶ月
大人料金 18歳以上$2.75$5.50$70
運賃を支払う乗客と一緒に旅行する場合 、
5歳以下の子供1名、座席を占有しません
無料
子供料金 6歳~17歳まで ※2$1.25$2.25$35
シニア料金65歳以上 ※3$1$2$6 ※4
障害者料金 ※3$1$2$6 ※4
<参考資料 The Bus Fares/Programs>

※1 有効な時間は、午前12:00–翌日の午前2:59 。 (27時間)

※2 「青少年」とは、6歳から17歳までの人のことです(年齢の証明が必要です)。若者には、有効な高校の身分証明書を持っている19歳までの高校生が含まれますが、17歳以上の大学、大学、職業訓練の学生は含まれません。(日本からの観光客の方には、余り関係ない注意事項かもしれませんが、一応、記載して置きます。)

※3 アメリカのメディケア・The Handi-Vanカードが必要です。

※4 シニアカードの発行が$10。そこに1ヶ月パスのステッカー($6)を貼ります。

※5 身障者カードの発行が$10。そこに1ヶ月パスのステッカー($6)を貼ります。

バスで移動するなら、DaBus2というアプリをダウンロードする事をおすすめします。

私もこのアプリを使っています。GPS搭載のバスであれば、現状のバスの位置なども確認できます。 時間の多少の誤差があるとは思いますが、ほぼほぼ、合っていますので、便利です。

☝プチ情報

中には、GPSが搭載されていないバスも有ります。

基本的に、古いバスが多いです。

なので、車椅子用のゲートがなく、階段のみのバスも稀に有ります。

車椅子で移動される方や体の不自由な方などは、ご注意して下さい。

まとめ

あまり知られない理由として、欠点をあげてしましましたが、逆を言えば、とても静かで落ち着く場所でもあります。

公園は小さいですが、芝生で覆われており、休憩が出来る東屋が1つ有ります。

芝生の上で、バスタオルやヨガマットを敷いて、ヨガをやっている人もいれば、瞑想してエネルギーを感じている人もいました。

敷物と軽いランチを持って食事するのも良いと思います。

小さいお子様や足腰の弱いお年寄り、コロナの影響などで、ダイヤモンドヘッドに登ることが難しい状況でも、レアヒビーチパークに来れば、ダイヤモンドヘッドからの逞しく、そして、力強いパワーが感じられます。

ダイヤモンドヘッドの素晴らしいパワーを間近で感じて頂けたら嬉しいです。 Mahalo♡

こちらは、私が選曲してみました。

是非、この曲を聞きながら、ハワイの陽射しと風を感じて下さい。

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